ボッタクリ注意「仕組み債」とは

投資とお金の話
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2023年6月9日のニュースで千葉銀行、武蔵野銀行、ちばぎん証券に対して金融庁から業務改善命令が出されるらしいというニュースを見ました。
内容は「仕組み債」という、なにやら分かりにくいややこしい商品を客に売りつけたらしい。
いわゆるボッタクリ商品を銀行が目先のノルマ達成のために言葉巧みに客を煽って買わせ、その結果苦情殺到。それを見かねて証券取引等監視委員会が金融庁に行政処分するよう勧告したという話らしいです。

「バビロンの大富豪」の教えに「危険や天敵からお金を堅守せよ」と言うのがありますが、まさに危険や天敵が銀行だったという恐ろしい話です。
私も投資弱者なので危険や天敵からお金を守るために、とりあえず「仕組み債」とは何なのか調べてみました。

仕組み債とは

とりあえず仕組み債とは何なのか検索してみましたが、どのサイトを見ても分かりにくい。
概要としては、一般の債権にはないデリバティブ要素(金融派生商品)というのが組み込まれた債権が仕組み債というらしい。
この要素が組み込まれることによって一般の債権よりも高利回りを狙えるメリットが売りのようです。ただし仕組みが複雑なので「仕組み債」と呼ばれているみたいです。

正直、私には仕組み債のカラクリは難解すぎて分かりませんでした。
私が理解不能だったように普通の投資素人には理解が難しい複雑な商品だから今回のように苦情が殺到し行政処分に繋がったのでしょう。

また口コミを探しても、仕組み債には手を出すべきでないという意見が多く見られました。
実際にはハイリスクで元本割れの危険性もあるそうです。まさにボッタクリ商品。
元証券会社の社員さんも言っておられたので、やっぱり素人が手を出すべきでない商品と私は判断しました。

仕組み債の見分け方

私的には複雑な仕組み債の仕組みを理解するのは諦めました。
それよりも仕組み債なのか正常な債権なのかを正しく見極める方が大事なのではないかと判断します。通常の債権には国債や地方債など投資としてメリットがある商品も存在しますからね。

私が調べた範囲だとポイントは2点のようです。
一つ目のポイントは利率が高い。通常の債権にはあり得ない高利回りを謳った商品は仕組み債の可能性がある。
銀行の営業マンも高利回りを餌に営業トークで迫ってくる傾向があるようです。
バビロンの大富豪の教え「非現実的な利益を出そうとしたり、謀略家の甘い誘惑に言葉にのったり、己の未熟な経験を盲信したりする者からは黄金は逃げることになるだろう」を思い出しました。

二つ目のポイントは「EB債」と書かれている商品は仕組み債のようです。

まとめ

個人的には仕組み債は素人が手を出すべきでないボッタクリ債権と考えます。
商品内容を十分理解し自己判断で投資することを否定する訳ではありません。あくまでも私は買いませんという自己判断です。

仕組み債を見分けるには「高利率」「EB債」というキーワードを参考に判定します。

投資の神様ウォーレン・バフェットが「自分に理解できないビジネスには投資をしない」という名言を残しています。まさに自分が理解できない仕組み債には手を出さないように今後注意したいと思います。

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