エコノミスト

投資とお金の話
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メディアで見かける経済のプロと呼ばれる人たち、パッと思い浮かぶ顔と名前って何人か心当たりがあります。その方達をザックリ表現すると経済評論家ということになりますが、実は人それぞれに肩書が付いていますよね。その中でエコノミストという肩書を持った人たちはどんな人たちなのか調べてみました。

エコノミストとは

マイナビエージェントではエコノミストの職業内容をこのように紹介していました。

エコノミストとは、証券会社などの金融機関や官公庁・シンクタンク・大学などで、日本・外国の景気や金融市場の動向といった経済状況について情報収集・分析・予測を行う職種です。

マイナビエージェント

ポイントとなるのはエコノミストの人たちは、民間の研究所(シンクタンク)や証券会社などに所属して経済情報の収集や分析を行っているという所だと思います。中には独立してフリーで活動されている方もいるようですが、大半のエコノミストはどこかの研究所や証券会社等の金融機関に所属しているということです。
会社(金融機関)に所属して経済レポートを作成するのがエコノミストの仕事です。それが自社の広告・宣伝活動にも繋がるという職業ですね。

エコノミストと経済学者の違い

エコノミストは英語の直訳だと「経済の専門家」という意味らしいので、そういう意味では同じみたいです。
ただし日本での表現的には、どこかの大学の教授とか経済を学問として活動している人達を経済学者と呼んでいるケースが多いようです。
一方、前述のとおり民間企業に所属して経済分析・予測などを行っている人達をエコノミストと呼び分けているようです。

エコノミストとアナリストの違い

エコノミストと似た肩書で経済アナリストという人達もいますね。
アナリストは「分析する人」という意味なので、職業的にはエコノミストととても似ています。
違いは守備範囲のようです。エコノミストは経済に特化した分析や予測などを行う職業ですが、アナリストは経済以外にも社会情勢や精神分析等も含まれてくるそうです。
なので簡単に言うとアナリストの方が、やや守備範囲が広いというのが違いのようです。

エコノミストの有名人

テレビや動画などでもよくお見かけする有名なエコノミストさんを二人ほど挙げておきます。
一人目は永濱利廣(ながはま としひろ)さん。肩書は第一生命経済研究所、経済調査部首席エコノミスト。肩書がザ・エコノミストって感じですね。日曜日の経済番組とかでたまにお見かけします。

二人目はエミン・ユルマズさん。
トルコ出身のエコノミストさんでYouTubeでお見かけしたのをきっかけに何冊か本も読んでみました。
東大卒で野村証券に入社しエコノミストとして働き、今は独立して活動されているようです。

エコノミストの投資成績

エコノミストが経済のプロなのは分かりますが、一般投資家の私たちが一番気になるのはエコノミストの話を実際どれくらい信頼できるのか?という点ではないでしょうか?
と言うのもエコノミストの仕事は会社の看板を背尾って経済分析や予測をすることですが、一般論を言われている気がしてなりません。経済のプロならばプライベートでも身銭を切って投資して資産形成をしていてもおかしくないように思ってしまいますが、そういう話は聞こえてきません。
また未来予測はあの大投資家ウォーレン・バフェットでも分からないと言っているのに、どれくらい信用できるのか?とも思ってしまいます。
各エコノミストの投資成績がどうなのかはプライベートな部分なので分かりませんが、話の受け入れ方は素人であっても個人で判断しなければなりませんね。それが投資ですから。

エコノミストのインサイダー取引

エコノミストは情報収集が仕事ですから中にはインサイダー取引になってしまうような貴重な情報をいち早くキャッチするなんてこともあるのかも知れません。しかしその情報を元に株の売買をしてしまうと当然捕まってしまいます。エコノミストのプライベート投資情報が出てこないのは、ひょっとしてこういう裏事情もあるのかも知れません。想像ですが。

まとめ

エコノミストとは民間の研究所や証券会社に所属して経済分析や予測をする仕事。
会社の看板を背尾って経済レポートを出すが、自分が身銭を切って投資しているかどうかは不明。
そういう意味では投資の世界の現役プレーヤーではない可能性もある。
エコノミストの話をどれくらい信用するかは、一般の素人投資家であってもあくまでも自己責任ということですね。

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