ドルコスト平均法

投資とお金の話
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私が投資を始めたきっかけは、若林史江さんの「100円つみたて投資入門」という本を読んでからです。毎月少額でコツコツ積み立てができるなら投資をやってみようと思ったのがスタートでした。

その後、本や動画などで投資の勉強を進めていくことになるのですが、そこで出てきた単語がドルコスト平均法
若林さんの本ではつみたて投資という表現が多かったので私もそう呼んでいたのですが、「今まで自分がやってきた投資って専門用語ではドルコスト平均法って言うんだ」と後に気づきました。
素人ながらに「ドルコスト平均法って言った方がカッコよくね!」と思ってしまいました。

ドルコスト平均法はネーミングのカッコよさだけでなく私の先生達、両学長厚切りジェイソンさんも推奨されている素人でもメリットが大きい投資方法なので覚えておいて損はない投資の専門用語だと思います。

ドルコスト平均法とは

簡単に言うと毎月定額で積み立て投資をすることを投資の専門用語ではドルコスト平均法と呼んでいます。
ドルコスト平均法はアメリカで生れた単語なのでドルコスト平均法と呼ばれていますが、日本の通貨は円なので円コスト平均法と呼んだ方が初心者には理解しやすい気もするのですが手法は同じなので日本でもドルコスト平均法と呼んでいるようです。

ドルコスト平均法が推奨される理由

ドルコスト平均法は金額を分散すること時間を分散することがポイントになります。
例えば100万円もっていたとして、それを一括で株を買えば一括投資という表現になります。一括投資でも良いのですが、問題は「いつ買うか?」という点。
株価は常に値動きを繰り返します。当然最も安い時に買えればベストですが値動きを予想することはプロでも難しいのに素人にはもっと難しい。
値動きを予想できないなら一括で投資するのではなく、時間を分散して定期的に少しずつ買った方がリスクが少ないという考え方です。

ドルコスト平均法のメリット

ドルコスト平均法の大きなメリットは、いちいち値動きを気にする必要がないという点です。

例えば毎月1万円を自動的につみたて投資する登録をしておきます。
同じ1万円でも株価によって5株買えた月もあれば、4株しか買えない月もある。
値動きによって同じ1万円でも買える量(株数)が変わってくるのがドルコスト平均法です。

一般的にチャート(株価)は右肩上がりの方が良いイメージがありますが、この状態が続くとドルコスト平均法ではだんだん買える量(株数)が少なくなってしまいます。
逆に値下がりしてくれた方がたくさん買えるのでお得な感じがしてきます。
極端な言い方をすれば暴落が怖くないとも言えます。暴落こそチャンスみたいな。

特に私のような投資素人は暴落と聞くと怖いイメージを持ってしまいますが、暴落を怖がらずに投資できるというのは精神面で最も大きなメリットではないでしょうか。

ドルコスト平均法のデメリット

ドルコスト平均法にもデメリットはあります。それは短期的な投資効果は期待できないという点です。
ドルコスト平均法は毎月定期的に積み立て元本を増やすことによって、長期的な複利効果を生み出す投資方法です。なので最初の数年は我慢が続きます。しかし10年20年と我慢して投資し続けることで大きな富が生れます。

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毎月の投資額、期間、運用利回りを入力すると簡単な投資シミュレーションを計算してくれます。
ある一定期間を過ぎると複利効果で凄い勢いで上昇するのが分かります。

以上、株を例にドルコスト平均法の解説をしましたが、ドルコスト平均法は株でも投資信託でも同じようにできる投資方法です。素人こそドルコスト平均法は有効な投資方法だと思います。

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