投資家は「稲妻が輝く瞬間」市場に居合わせなければならない

敗者のゲームを読んで、個人的に最もインパクトが強かったのがこのフレーズ。

”投資家は「稲妻が輝く瞬間」市場に居合わせなければならない”

忘れないように記録しておきたいと思います。

株価上昇のベストデーを逃すな

敗者のゲームのなかでこのようなデータが紹介されています。

1980年から2016年までの３６年間において株価上昇のベストデー１０日を逃すとリターンの平均水準が11.4％から9.2％へ低下する。
さらにベストデー２０日を逃すと7.7％へ低下。
さらにベストデー３０日を逃すと6.4％へ低下。

Ｓ＆Ｐ５００の平均リターンにおいて２０年間のトータルリターンのすべてはベスト３５日間に達成されている。これは５０００日間の取引日の１％にも満たない。

別の調査では７２年間のうちベスト５日を逃すと配当を再投資しない場合、複利で５０％近く損をする。
過去１１２年間で１０日のベストデーを逃すと、その間の利益の３分の２を失う。

以上のデータから出た名言が
”投資家は「稲妻が輝く瞬間」市場に居合わせなければならない”

株価が下がったからと言ってビビッて売ってしまうようなことをすると、その反動からくるベストデーを逃してしまうよ！
という教訓ですね。覚えておこう。