一般NISAの投資信託を新NISAの「つみたて投資枠」へ移行する方法

NISA
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2024年からスタートする新NISAまで1カ月を切りました。 → 新NISA概要
どの金融機関でも今現在NISAで積立登録をしている人は、そのまま新NISAへ自動で移行するはずです。
でも自分の場合、現在一般NISAで積立している投資信託は、新NISAの「つみたて投資枠」へ移行したいので、その方法について確認してみました。
ちなみに私はauカブコム証券でNISAをやっているのでauカブコム証券で確認しましたが、たぶん他の金融機関でも対応は同じだと思います。

旧NISAから新NISAへの移行

まず旧NISAから新NISAへの移行の基本ルールを確認しておきます。

・現在一般NISAで積立登録している人は、新NISAの「成長投資枠」として移行されます。
・現在つみたてNISAで積立登録している人は、新NISAの「つみたて投資枠」として移行されます。
・ジュニアNISAは廃止となるため、新NISAへは引き継がれません。

一般NISA → 新NISAの「成長投資枠」
つみたてNISA → 新NISAの「つみたて投資枠」
ジュニアNISA → 廃止

一般NISAでつみたて投資していた理由

旧NISAでは、一般NISAとつみたてNISAの併用ができませんでした。
つみたてNISAは投資信託しか買えませんが、私の場合個別株も積立で買いたかったので株も投資信託も両方買える一般NISAの方で積立をしていました。
しかし新NISAでは名前は変わりますが、併用が可能となります。ならば投資信託の方は「つみたて投資枠」の方へ移行したいという考えです。投資信託も「成長投資枠」へ移行してもいいのですが使い分けが分かりやすくなりますし、「成長投資枠」で株を買える枠を広く取りたいという意味もあります。

一般NISAの投資信託を「つみたて投資枠」へ移行する方法

今のまま何もしなければ全て新NISAの「成長投資枠」へ移行されてしまうので、投資信託を「つみたて投資枠」へ移行したいならば、次の手順が必要になります。

①12月の積立終了後、現在登録中の投資信託の積立登録を中止する。
②新たに新NISAの「つみたて投資枠」で同じ銘柄の投資信託の積立登録をする。

私のように一般NISAから新NISAの「つみたて投資枠」へ切り替えたい方は自動では移行されないので、このように手動で積立登録の中止と新規登録が必要になるようです。

積立登録の移行注意点

以上の話は、2024年以降の積立登録の話です。
2023年までに購入済の一般NISAを新NISAの「つみたて投資枠」へ移行するという話ではありませんのでご注意ください。
NISAは年単位で管理されますので、購入済の分はそのまま期限まで今までのルールで管理されます。

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