投資初心者が投資信託を選ぶ際のポイントを整理しておきたいと思います。
個人的に私が投資信託選びで最重要視しているポイントの一つが手数料などのコスト面です。
投資信託の手数料を知る
投資信託はプロに投資運用を委託する商品であるため、タダという訳にはいきません。
運用を委託するための手数料的な意味合いの「信託報酬」というものが発生します。
投資を勉強していくと分かるのですが、信託報酬は商品によってけっこう差があります。
その信託報酬が「高いのか」、「安いのか」投資初心者が最初に学ぶべきポイントは、そこを見極める目だと思っています。
その知識がないと、銀行窓口などで進められたボッタクリ投資信託に手を出してしまう危険性があります。
そして私のような素人投資家が取るべき投資スタイルは長期投資だと考えています。
信託報酬は毎年発生する手数料なので、少しの差でも長期間で見ればその差が累積して大きくなっていきます。長期で複利でお金を増やそうとしているのに、無駄な手数料を払っていては効率が悪い。
素人こそ、できるだけコストの安い投資信託を選ぶべきと考えます。
投資信託の手数料の種類
投資信託の主な手数料は3つです。
販売手数料
販売手数料は買うときだけ発生する手数料です。
これはできるだけ安いに越したことはないので、ベストは無料です。
実際、手数料無料のノーロードと言われるインデックスファンドはたくさん販売されています。
私は持っていませんがアクティブファンドを検討するなら、注目したいポイントです。
信託報酬
信託報酬はその投資信託を運用している会社に毎年払うべき手数料になるので、最も注目したいポイントです。今のインデックスファンドなら0.3%を超えたら高いレベルだと思います。私なら0.2%以下を目安にします。
ちなみに私も持っている人気の投資信託「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の信託報酬は0.09372%と逆にこっちが恐縮してしまうくらいの安さです。
アクティブファンドになると、この信託報酬が割高になります。
投資成績と比較して見極めたいポイントになるでしょう。
信託財産留保額
これは途中で売るときの手数料です。
基本、長期保有なので個人的にはあまり意識してみたことはないのですが、一応チェックして置いた方がいいと思います。
まとめ
投資信託の手数料はできるだけ安い方がいい。
インデックスファンドなら販売手数料無料のノーロードを選び、信託報酬は私なら0.2%以下を目安にします。
投資信託の手数料の相場を知ることができれば、手数料が高額なボッタクリ商品を見極めることができるようになります。
コメント