株価は新聞やネットなどで気軽に見れますが価格を見るとだいたい数千円程度の会社が多く、安いところだと数百円で買えるところもあります。
「株って意外と安いじゃん!」と思ってしまいがちですが、基本的にその価格では買えません。
株は1株単位で売買するものではなく10株とか100株とか売買できる単位が決まっていて、その額で売買されるからです。
その単位のことを単元株と言いますが各会社によって違います。でも今は100株単位という会社が多いですかね。
私が社会人になった頃の約30年前は、このルールがあったため安月給のサラリーマンにはなかなか手が出しにくかった。
でも今は便利になりましたね。1株からでも買えます。
もちろん基本的には今でも単元株単位での取引がベースなのですが、証券会社が1株単位で買えるよう単元株を分割するシステムができたからです。
これによって少額でも株が買える。1000円もあれば株が買える時代になりました。
とは言え、どの証券会社でも1株単位で買える訳ではありません。
また売買手数料も微妙に違います。できるだけ安く1株単位で買える代表的な証券会社を並べておきます。
SBI証券
SBI証券では単元未満株(1株単位売買)をS株と呼んでいます。
買付時の手数料は無料で売却時のみ0.55%(最低手数料55円)の手数料がかかります。
なので買うだけならタダ。長期保有目的ならお得な証券会社です。
取り扱い銘柄が多いのも特徴。
楽天証券
楽天証券では単元未満株(1株単位売買)を「かぶミニ」と呼んでいます。
買付手数料無料。売却手数料は11円/回。
楽天ポイントで株購入も可能なので楽天ユーザーはお得で便利。
auカブコム証券
旧カブドットコム証券で現auカブコム証券は単元未満株(1株単位売買)を「プチ株」と呼んでいます。
通常の売買手数料は約定代金の0.55%(最低手数料52円)だが積み立て買付なら無料。
毎月決まった額で積み立て投資するなら手数料無料で簡単便利。サラリーマン向きだと思います。
Pontaポイントでの買付も可能でauユーザーなら便利。
マネックス証券
マネックス証券では単元未満株(1株単位売買)を「ワン株」と呼んでいます。
買付時の手数料は無料で売却時のみ0.55%(最低手数料52円)。
投資信託の積み立て投資は手数料無料で100円から積み立て可能。
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