先日、かんちさんという方が書かれた”ほったらかしで年間2000万円入ってくる 超★高配当株 投資入門――「自分年金」を増やす最強の5ステップ”という本を読みました。
その中に書かれている高配当株の探し方が参考になったのでメモしておきます。
>> ほったらかしで年間2000万円入ってくる 超★高配当株 投資入門――「自分年金」を増やす最強の5ステップ
さんちさんプロフィール
まずは、この本を書かれたかんちさんのプロフィールを簡単に説明します。
年齢は62歳。元消防署員で49歳の時に約2億円の株式資産を築きFIREされたそうです。
現在の資産は約8億円で、配当金収益は年2000万円だそうです。
かんち流高配当株の見つけ方
ステップ1 配当利回り3.5%以上の銘柄を抽出する
ステップ2 増収・増益・増配の銘柄だけを絞り込む
ステップ3 「PER × PBR = 15倍超」の割高銘柄を除外する
ステップ4 一時的な要因で株価が上がった銘柄を除外する
ステップ5 厳選した銘柄を株価が下がったところで買う
かんち流高配当株のポイント
かんちさんの高配当株の見つけ方はシンプルだと思います。
一般的な投資家のイメージは、各企業1社1社ごとに細かい業績分析などを財務諸表を読んで分析しているものかと思いましたがそうではありません。もちろんプロの機関投資家と言われる人達は細かく分析するのでしょうが、かんちさんはあくまでも個人投資家の一人。細かな分析よりも、とにかく分散投資に注力しているみたいです。
かんちさんが保有している銘柄数は600銘柄以上。日本の全上場銘柄数が約3900社なので、全銘柄の7分の1以上の銘柄を保有しています。ここまで多いと、逆に1社1社細かく監視する時間的余裕も個人では難しい。なので、もし破綻する企業がでても、他でカバーすればいいくらい割り切って分散しているみたいです。まさに、市場全体への投資というイメージだと思います。
この本の冒頭で、かんちさんは貯金ではなく貯株という言葉を使って、とにかく株を貯めることを推奨しています。基本買った株は売らない。株を貯めていくという考え方です。
この基本方針が複利効果を生んで、資産8億円まで膨らんだということみたいです。個人投資家の先生・先輩のリアル体験、参考になります。
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