素人投資家の強み

投資とお金の話
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8月に入って株式市場は激しい乱高下となっていますね。7月11日には4万2千円だった日経平均株価が8月の5日には3万1千円まで下落。たった1カ月で日経平均が1万円も下がるって激しいですね。

投資初心者の自分もその影響を受けて、資産価値はピーク時よりけっこう下がってしまいました。
でも動じてはいません。いずれ暴落はくるだろうという覚悟はありましたし、あくまでも長期投資を目指しているので、逆に買い時のチャンスが来たと思っているくらいです。

今年は新NISAも始まって、今まで投資をしてこなかった個人投資家が多く投資をスタートさせましたが、いきなりこういう乱高下が起きるとビックリですよね。
自分の場合、素人なのにナゼ動じていないかというと、両学長の動画などで素人投資家の強みを把握していたからだと思っています。

以前、両学長の動画で「個人投資家ならではの強み」というのを見ていました。
普通に考えて素人投資家がプロの投資家に勝てるはずはありません。情報量も経験値も足りない訳ですから。でも実は個人投資家にもプロの投資家には無い利点があるんですね。聞いて納得の個人投資家の強みについて簡単に整理して起きます。

機関投資家・ファンドマネージャーの仕事

まずは機関投資家やファンドマネージャーと呼ばれるプロの投資家はどんな仕事をしているのか整理しておきます。

機関投資家の仕事は、お客さんから集めたお金を投資運用して増やすこと。
投資成績は1カ月、四半期、半年、1年と定期的に発表されるので、短期間で結果を出す必要がある。
だから、個人投資家のように買ったらほったらかしのようなのんびりした投資をしている暇はなく、短期間で売買し高いリターンを目指す。

投資原資は自分のお金ではなく、お客さんから預かったお金というプレッシャーがある。
証券会社に所属するサラリーマン・ファンドマネージャーなら他の社員や、他社と比較されるというプレッシャーもある。

機関投資家の目標

・市場平均より高いリターンを上げること
・他社より高いリターンを上げること
・他人より高いリターンを上げること

こう言われるとプロの機関投資家の仕事って大変厳しい仕事なんだな~と思いますね。お察しします。

素人投資家の強み

素人投資家は短期投資で利益を上げようと思えば、プロと同じ土俵で戦う訳ですから勝てるはずがありません。プロボクサーに喧嘩を挑むようなものです。無謀。

【結論】素人投資家(個人投資家)の強みは時間!長期運用できること!

個人投資家は誰かと投資成績を比較する必要がありませんから、のんびりと自分のペースで超長期で運用して目標を目指すことができる。
買ったらほったらかしの運用をコツコツと続けるだけ。特別な情報や知識は必要なし。

アメリカのS&P500インデックスファンドなら、15年以上続けられれば最低年4.2%のリターンが歴史的に証明されている。インデックスファンドの長期投資なら負けないという事実を歴史が証明済み。

まさに敗者のゲームを続けることですね。

まとめ

・素人投資家の強みは長期運用できること。
・インデックスファンドなら、長期運用で十分リターンが望めることを歴史が証明済み。
・他人との比較は必要なし。ブレることなくマイペースで長期運用することが大事。

この話を聞くまで、素人がプロに勝る利点があるとは想像していませんでした。
でも言われてみると素人投資家にもプロに勝る強みがあるんですね。
素人投資家の強みを理解しておくと、どんな激しい相場でも動じずにコツコツ投資することができると思います。

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