できるだけ投資にお金を回したいなら無駄な出費は避けなくてはなりません。そういう意味で節約は大事。特にロングスパンで考えた時に効いてくるのが毎月の固定費ですよね。この部分は自分はけっこう意識しています。
その固定費で負担が大きい代表格なのが保険です。
保険は色々な種類があるし、入り方によって掛け金も全然違ってくるので、少しの考え方次第でどれだけお金をかけるのか(払うのか)が変わってきます。それは投資額・貯金額にも関係してくるので慎重に考えたい部分です。
そもそも保険とは
「そもそも保険とはどういうものなのか?」という本質を考えてみると、保険とはもし万が一身の回りで大事故や大事件などが起きて自分ではどうにもできないような損害が起きてしまった時に助けてもらう制度ですよね。その為に保険会社は加入者からお金を集める。加入者はそんな特に備えて加入する。それが保険の考え方だと思います。
だとすれば自分のキャパを超えた出来事が起きそうなものの保険に加入すればいいということになりますが、ここでポイントになってくるのが大事件が起こる可能性の確率だと思います。心配性な性格だと何でもかんでも保険に加入しがちになってしまいますが、確率が低いのに何でもかんでも保険に入っていたら出費がかさんでしまいます。なので保険に入るかどうかは確率論を調べて、自分に当てはまるかどうかを判断することが大事になってくると思います。
保険で備えるか貯金で備えるか
両学長の「お金の大学」では、保険選びの考え方を4パターンに分けて解説しています。
①確率は低く損失も小さいパターンは貯金で備える。
②確率は高いが損失も小さいパターンも貯金で備える。
③確率は低いがもし起きれば損失が大きいパターンは保険で備える。
④確率が高く損失も大きいパターンは、危険なのでそもそも近づかない。
①と②は確率の違いはあるが損失は小さいので貯金で備える。
そのために生活防衛資金はある程度貯めておく必要はあると思います。
④は確率も高く損失も大きいパターンなので、そもそもデンジャーゾーン。戦地に乗り込むとか自ら危険地帯に近づくことはしないこと。
残るのが③のパターン。確率は低いがもし起きれば損失が大きいものに対しては自分のキャパを超えた損害が出る可能性があるので保険で備えましょうという考え方です。
必要な保険とは
「確率は低いがもし起きれば損失が大きいパターン」まで絞り込むと必要な保険ってかなり絞り込めます。「お金の大学」ではズバリこの3つだけと言い切っています。
生命保険
火災保険
自動車保険
生命保険は家族がいる場合、働いている自分が亡くなったら残された家族の生活が困ってしまうので保険で備える。もし独身なら必要はない。
火災保険も火事になる可能性は低いですが、もし家が全焼してしまえば数千万円からの損害になってしまうので保険で備える。
自動車保険も、もし人を死なせてしまったなんてことになったら数千万から数億円の賠償になってしまう可能性もあるので保険で備える。
この3つは確かに確率は低いがもし起きてしまえば損失が大きいので保険で備えるべきでしょうね。
生活環境に合わせた保険選び
「お金の大学」で薦めている3つの保険は現代社会で生活する上で誰しも最低限必要な保険と言っていいと思います。なので私もこの部分は保険で備えています。
その上でプラスアルファの部分として必要になってくる保険も人それぞれ生活している地域や環境によってあるのではないかと個人的には考えています。
例えば地震が多い地域に住んでいるなら地震保険も必要になるでしょう。
沖縄など南国で台風の多い地域に住んでいるなら家財保険や自動車保険の車両保険などが必要かも知れません。
人それぞれ生活環境などは違うので、自分の場合の確率がそこそこ高くて損害も大きくなりそうな条件は把握して保険で備えることも必要なのではないかと思います。
医療保険
最後に私こうせいの場合は医療保険に加入しています。
「お金の大学」のパターンで考えると貯金で備えるパターンに該当するレベルになると思いますが、さすがに50代に突入してしまったので多少の健康不安もでてきています。
とは言え中年の年齢になると医療保険の掛け金も高くなってくるので、〇〇共済で対応しています。
〇〇共済タイプの医療保険(共済)はいくつかありますが、特徴は掛け金が安い。
もちろん加入条件は一般の保険同様にありますが、加入できるなら負担が軽くて最低限の安心も得られるので助かっています。
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