ウェルスナビについて調べて分かったことは、ウェルスナビでは登録されたリスク許容度に合わせて投資しているということを学びました。
ところでリスク許容度って何となく理解しているつもりでしたが、実は投資において非常に大事な部分。両学長もリスク許容度の重要性について動画で触れています。
しかし私のような初心者投資家は、大事なのにも関わらず”何となく”で投資している人が多いようです。なので改めてリスク許容度について、学んでみました。
リスク許容度とは
リスク許容度とは収益リターンのブレ幅のこと。
損(マイナス)をどれくらい受け入れることができるかどうか?のレベル。
レベルの高い投資家ほど自身のリスク許容度をしっかり認識している。
初心者投資家はリスク許容度の認識が甘く”何となく”で投資している人が多い。
リスク許容度を構成する要素
・年齢
・家族構成
・職業(収入)
・保有資産額
・投資経験
・性格
リスク許容度を高く取れる条件(要素)
・若い
・独身
・子供なし
・安定した収入がある(高収入)
・資産が多い
・投資経験が長い
リスク許容度は人それぞれ
年齢や家族構成、職業(収入)、投資経験など、リスク許容度を構成する要素は人それぞれ違いますし、投資目的も人それぞれなので、リスク許容度は自己状況を把握した上で冷静に決める必要がある。
例えば同じ年齢、収入でも独身か妻子持ちかでは状況は全く違います。
また同じ人でも20代の時と50代では状況も変化してくるでしょうから、リスク許容度の見直しも必要になるでしょう。
リスク許容度を超えた投資の末路
リスク許容度を超えた投資をしてしまうと、それはもはや投資ではなくギャンブル。
ハイリスクの投資をすれば、ハイリターンの可能性もありますが、資産がマイナスになってしまう可能性もあります。
もしリスク許容度を超えたマイナスになってしまえば、投資を継続することはできません。泣く泣く撤退。となれば、持っていた資産が減っただけではなく、その後回復した時得られるはずだった利益も失ったことを意味します。
だからレベルの高い投資家ほど、自分のリスク許容度を理解している。
リスク許容度のレベル
リスク許容度は自分で決めることが大事ですが、リスク許容度診断をサポートするサイトなどもあります。リスク許容度構成要素となる、年齢や家族構成、収入、経験などをアンケート形式で答えると自分のレベルを診断してくれます。
ちなみにウェルスナビではリスク許容度を5段階レベルに分けています。
最もリスクが低いレベル1では、株の比率を少なく抑え、債券の割合を多くすることでローリスクですが堅実な運用を目指しています。
一方、最もリスクが高いレベル5では、株の比率を多くし、債券の割合を少なくした運用を行い高い収益性を目指しています。
リスク許容度まとめ
リスク許容度はどれだけの損(マイナス)に耐えられるかどうかを自己診断する目安です。
例えばリーマンショックの時は1年で約55%株価が下落しています。近年ではコロナショックの時、約2カ月で20%下落しています。
このような暴落に耐えられるかどうかを自己認識しておくことがリスク許容度です。
リスク許容度を超えた投資はギャンブル。
資産が減るだけでなく将来得られるはずの利益も失うことになる。
他者の成功体験などの誘惑に惑わされることなく、自身の投資スタイルを貫くための目安になるのがリスク許容度です。

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