投資信託は大きく分けて3種類あります。
インデックスファンド、アクティブファンド、バランス型ファンドの3種類です。
その中から一般的に初心者に推奨されているのがインデックスファンドです。私もインデックスファンドを買っています。
なぜ投資初心者にはインデックスファンドがオススメなのか、その理由を個人的解釈を含めて整理しておきます。
投資信託の種類
インデックスファンドとは
インデックスファンドは経済指数に連動した動きを目指した投資信託です。
経済指数とは日本の日経平均(日経225)やTOPIX、アメリカの代表的な経済指数S&P500などを差します。これらの経済指数と連動した動きになるようにプロが運用するのがインデックスファンドです。
アクティブファンドとは
アクティブファンドは簡単に言うと、インデックスファンドよりも更に高い運用成績を目指した投資信託です。高いリターンを求めた攻めの投資信託であるため、インデックスファンドよりも信託報酬などのコスト面が割高な傾向があります。
バランス型ファンドとは
バランス型ファンドはインデックスファンドとアクティブファンドの中間といった感じでしょうか。
先進国の株式以外にも、新興国の株式や債券など色々な要素をバランスよくミックスした投資信託です。
投資初心者はインデックスファンドを選ぶべき理由
この中で、まずバランス型ファンドは初心者向きではないと考えます。
理由は単純に初心者には商品選択が難しいから。ある程度、投資経験を経て商品選択できる知識を得てからでいいのかなと思います。実際、バランス型から入る投資初心者って、そう多くないと思います。
残るインデックスファンドとアクティブファンドですが、これも勉強していくと理由は意外とシンプルで実際に運用成績がインデックスファンドの方が堅実で優秀というデータがあるから。
本来の目的ではアクティブファンドはインデックスファンドを上回る成績を目指している訳ですが、1年や3年など短期ならアクティブファンドの方が勝っている投資信託はあれど長期投資になればなるほどアクティブファンドは投資成績が落ちるというデータがあるそうです。
投資期間が10年以上になると、インデックスファンドを上回る成績を上げるアクティブファンドは1割にも満たないというデータがあるそうです。
さらにアクティブファンドはインデックスファンドよりも手数料が割高なので、長期投資になるとコスト面の負担も大きくなっていきます。
だから初心者投資家にはインデックスファンドを買うべきという先輩方の教えが一般的なようです。
選ぶべきインデックス(経済指数)とは
初心者はインデックスファンドを選ぶべきだとして、どのインデックス(経済指数)に連動した投資信託が初心者には良いのでしょう?
結論から言うと考え方次第だと思います。
インデックスファンドは簡単に言えば、その経済市場全体に投資することと同じです。
だから例えば日本経済の成長に期待するなら日経平均やTOPIXに連動したインデックスファンドを買えばいいと思います。
世界の経済をリードしているアメリカ経済に投資するという考えならS&P500連動型のインデックスファンドを買えばいいと思います。
更にもっと広い目線で世界経済全体に投資したいと考えるならオールカントリー(略してオルカン)と呼ばれる全世界型インデックスファンドを買えばいいと思います。
実際、新NISAが2024年に始まって売れ筋商品を見てみると、オルカンかS&P500が売れているみたいですね。私もその一人なのですが。
まとめ
- 投資初心者はインデックスファンドを選ぶべき。
- その理由はアクティブファンドよりも長期投資での成績が優秀だから。
- 選ぶべきインデックス(経済指標)は、自分が投資したいと思う経済市場。
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